夕方のサーフィンの巻
公開日:2021年06月30日
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仕事が早く終わったので海に入る。昼間チェックした時はほぼフラットだったが、夕方潮が動き波があがった。・・・誰も居ないポイントでひっそり入る。太陽が山に沈んでいく。一日の始まりのサーフィンも良いが、一日の終わりのサーフィンも大好きだ。この日は写真のような夕陽ではなく、曇り空の日没。曇天がただただ重みを増して行くように暗くなっていく。微かな波の音と目の前に広がる薄暗い海が平凡な日の終わりを告げる。夜に書くラブレターが情熱的になってしまうように、薄暗い海は叙情的な気分にさせる。気が付けばだいぶ波が見えずらくなってきた。「お先~」と言う相手も居ないので静かに海から上がる。砂浜が少しヒンヤリする。サーフィンは非日常的な場面に出会える。僕のように想像力の乏しい人間は日々「こなす事」ばかり考えてしまう。あれとこれをやって、あそこに連絡してといった具合。余裕があってもせいぜい晩ごはんの想像するぐらい。・・・高校生の時「FREE RIDE」(1977年作)というサーフィンの映画を観た。その中にラビットバーソロミューというプロサーファーが沈みゆく太陽の中でゆったりとサーフィンをするシーンがある。あの感じが僕の指南的なものになっている。
