さざんかの巻

公開日:2022年01月23日 カテゴリー:未分類 タグ:

「さざんかさざんか咲いた道~」となれば「焚き火だ焚き火だ落ち葉たき~」となり「あたろうかあたろうよ」と焚き火にあたるか迷う。それが最近では迷いたくても焚き火を見なくなった。昔はそこかしこで焚き火をしていた。路地で焚き火。空き地で焚き火。そして砂浜で焚き火をしてる事も珍しくなく、サーフィンから上がってあたらせてもらう事もよくあった。焚き火というのは「半公共」というような部分があり、見ず知らずの人の焚き火に当たらせてもらうのに抵抗がなかった。考えてみれば昔は「火遊び」という言葉をよく耳にした。それぐらい僕らの子供の頃は火遊びをした。爆竹に黄色い煙が出るクラッカー。火薬と共に大人になったと言っても過言ではない。僕が小学4年生の時、カツヒコの家で手に持ってる爆竹が破裂した。やけどで痛がる僕に、家の奥に居たカツヒコの母親が「早く早く」と手招きをし、僕のやけどした手にお醤油をかけた。今なら「お母さんどこの出身?」と言うが、その時は赤チン的な事かと疑わなかった。・・・そうそう火鉢も見なくなった。僕の家には火鉢が無かったが、それでもまだ僕の時代は火鉢のある家があった。あのぼんやりした暖かさが良いんですよね。