36度超えの巻
公開日:2022年08月06日
カテゴリー:未分類
午後2時、炎天下、気温36度。海の近くの現場だと言うのに、この日は海からの風が無い。不要になった樹木を抜いてほしいという依頼だ。スコップで太い根っこを避けながら掘る。汗が噴き出る。水分を取っても取っても喉が渇き、着替えても着替えても直ぐに汗でビショビショになる。そして遂に頭から煙が出て来た気がする。・・・頭から煙と言えば「悪魔くん」。山田少年(写真右)がソロモンの笛(オカリナ)を吹くと、隣りのメフィストの頭から煙が出て山田少年の指示にいやいや従うというもの。僕は炎天下と言うとメフィスト(写真左)を思い出す。・・・とは言え、真夏の炎天下がそれほど嫌いではない。というより大好きだ。人がまばらな商店街。BGMが遠くで流れる。海の近くの喧騒。イラつかせようとしてるのかセミの大音量。子供の頃の夏の日を思い出す。この暑さの中・・孫のおさがりだろうか、伸び伸びの「BILLABONG」と書いたTシャツのお爺さんが玄関先で外の様子を窺っている。厚手の長袖のダンガリーにジーンズのうつろな目の男性・・見ない方が良さそうだ。タオルのほっかぶりの上にヘルメットを被った電気工事の中年男性。何もこんな暑い日に・・。きっとあっちも「何もこんな日に木を抜かなくても」と思ってるだろう。
