一服茶の巻

公開日:2021年08月25日 カテゴリー:未分類 タグ:

皆様ご無沙汰しております。お店は夏休みですが僕はせっせと庭仕事にでております。時間の許す限り海にも入ってますが、緊急事態宣言のご時世、どうしたって地味な日々になってしまう。・・・それにしてもコロナのせいで酷い夏になった。休んだところでどこに行けるでもなし、仕事をしてる時が一番充実している。この時期の庭作業は暑さとの闘いである。そんな中「さて始めるか」というところでお客さんのご婦人(推定86歳)に「これ一杯飲んでくださいな」と熱いお茶を差し出される。「朝の空茶・・一服茶。災難防止にどうぞ」と言うのだ。「どういう事ですか?」と僕。「お茶を飲む事によって一息つき心に余裕が生まれ事故が防げるのよ」とご婦人。「ほ~」と感心しつつ熱々のお茶をすする。このご婦人の庭は「いかにも植物の好きな人の庭」という感じで所狭しと四季折々の花が植えられている。そして「買い物に出るとおかず買わないで花買っちゃうんだから世話ないわね」と笑う。僕の作業中ご婦人は終始笑顔で、若い頃の海外赴任の話しに、ここのところの鎌倉逗子の不動産高騰の話し、更にはスリにあった時の話しを「ボケッ~」としてるからねと自虐的に話す。どんな生き方をすると、こんな風に人に優しく穏やかな接し方が出来るのかなぁと平和な気持ちになる。そして帰りに「ここの美味しいのよ」と豆大福を手渡される。