温泉宿に泊まるの巻

公開日:2022年04月21日 カテゴリー:未分類 タグ:

温泉宿に泊まる。夜9時少し前「ちょっと早いけどよろしいかしら?」と部屋にマッサージ嬢が来る。この後分かるのだが、このお嬢は御年80歳になる酸いも甘いも経験したマッサージ嬢なのだ。・・・「60分コース始めます」の合図と共に僕の腕を揉み出す。マッサージというのは最初の1分ぐらいで「強めの人だな」などと何となく分かる。このお嬢は80歳もさることながら、かなりの小柄。最初の1分で「メチャクチャ弱い」事がわかる。「モミモミモミモミ」といった感じなのだ。・・・話は昨今の温泉地事情になる「もうサッパリ。団体さんが来ないもの」とお嬢。話しによると、この温泉地も昭和の時代は、団体客➝宴会➝へべれけ➝夜の街に繰り出す➝一夜の恋となり、それによって飲み屋や、お土産物屋が忙しく、町全体が活気があったと言う。お嬢はモミモミの手を止める事無く昔を懐かしむ。そして話はお嬢の半生になる。お嬢は昭和35年地元の高校を卒業。一時は魚市場に就職するが(モミモミ)仕事がきつくて半年で辞めた。その後30歳の時にマッサージ嬢になったという(モミモミ)。ご主人は既に他界してるという。・・・僕は気が付かなかったのだが、お嬢は万が一に備えて部屋のドアを半開きにしていた。僕が変な気を起こさないか用心していたのだ。きっと色々あったんだろうなぁ。・・・写真は三嶋大社の樹齢1200年のキンモクセイ。