期待するの巻

公開日:2020年03月31日 カテゴリー:Diary タグ:

お得意先での事。「では失礼します」と門を閉めたところで「ちょっと良いですか?」とお向かいの年配の女性。「ウチもお庭の事で相談があるので見てもらえるかしら」と。・・・100坪ほどのお宅には手入れの行き届いた和風庭園。聞けば出入りの植木屋とトラブルになったので代わりの業者を探しているという。願っても無い話だ。そしてトラブルの内容を聞く。要はお客さんの希望を無視して、植木屋のこだわりを押し通したという事。中立の立場から見ても、それは植木屋が悪い。と言って調子に乗って僕がその植木屋の悪口を言うのは、さすがに品が無い。でも僕としては上手く話が進めばウチに仕事が来るので、この植木屋にはどうかそのまま悪者でいてほしい。こういう対応は難しい。この植木屋を陥れるような事を言わずに「その植木屋どうしようもないっすねぇ」という気持ちは伝えたい。更にはどさくさに紛れてウチを売り込みたい。溢れ出るいやらしい気持ちを必死に抑えつつ、当たり障りのない返事をする。そして僕に吐き出したのが良かったのか「今の植木屋さんと仲直り出来なかったら連絡するわ」と主。結局僕はその植木屋を助ける事になったんじゃないだろうか?・・・デートしてくれるのかと思ったら、やっぱり心のどこかで元カレが気になるの・・・期待してカッコつけた僕は何だったんだろう。そんな感じです。